所謂「地域共生社会」の実現に向けて何が必要なのでしょうか?古都氏は、個々のニーズに対応する個別的・包括的・継続的な支援態勢の確保、地域の社会資源が支援法を柔軟に創発する「連携・協働の場」と多様な支援主体を統率する「中核となる主体」の存在、を挙げられ、何よりも「連携」が肝心であると述べられました。 |
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古都氏の講演に続いて、ふるさとの会代表理事瀧脇による、当法人の概説・概要、支援内容の説明がありました。講演の流れで取り組み内容を聞くと、ふるさとの会は地域共生社会実現のための大切な契機となりうる存在であることが理解できます。つまり、当法人の立ち位置と働きは、古都氏が挙げる、「連携・協働の場」、「中核となる主体」として、更なる地域福祉充実のための一端を担っていると言えるのではないでしょうか(少し自画自賛?)。
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日々、対応に追われる職員は、ともすれば業務の意義を見失ってしまうこともありますが、俯瞰的な視点から当法人の社会的存在意義(の可能性)を確認できた今回の研修はとても有意義なものでした。地域との連携を深め、強めていくためにできることを積み上げていきたいと思います。
また、今回の研修には、古都さんが講師を務める早稲田大学法学研究科の大学院生5名も参加してくださいました。今後もさまざまな形で、共に学び合う機会を創出していきたいです。 |
(ふるさとホーム新宿 高田・行武) |