2014.11月号     
   
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1.地域互助ー青年団による防災訓練
2.ふるさとの会越年冬祭り
3.
第1回生活困窮者自立支援全国研究交流大会
4.東京都居住支援協議会セミナー
 
1.地域互助ー青年団による防災訓練
 
みんなで順番に感想を話しているところ
 
2ヶ月に一回の防災訓練で炊き出しを担っているふるさと青年団の皆さんですが、テキパキとした動きがからだに染みついてきたようです。 道具の準備や片付けも手慣れたものです。

普段は施設の清掃をしている皆さんですが、本日はそれらの施設でも多くの利用者さんが避難訓練に参加しています。いざ震災になれば最初の数日間は物資が途絶える可能性が十分に考えられます。その時こそ青年団の皆さんの出番です。

今は訓練ということもあって少量のおにぎりを作っていますが、実際に震災が起これば多くの方がこの炊き出しを利用することになります。ゆくゆくはそうした場面も想定して大量の炊き出しにもチャレンジする機会を作っていきたいところです。

休みの日の朝7時頃というきつい時間帯ですが、こうした地道な取り組みが利用者の皆さんの安心生活の土台になっているのだと思いました。
 
 
青年団の皆さん、お疲れ様でした。 
 
 
 
 
2.ふるさとの会越年冬祭り
 
 
今年も越年冬祭りが近付いてきました。ふるさとの会では、行政の窓口が閉まる年末年始、12 月29 日~1 月3 日までの6 日間、路上生活をされている方等を対象に炊き出しや物資の提供を行っています。 

その他、地域ごとの「鍋会」等のイベントを予定しております。年末年始に孤立せずに皆とワイワイ過ごす楽しい時間を演出しつつ、互助づくりをサポートとしていきます。そのため、多くの物資と人手が必要になります。ボランティアのご参加や企業・個人の皆様からのご寄付を心よりお待ち申し上げます。

詳しくはこちらをクリック 越年冬祭りお知らせ
 
越年冬祭りやその他のボランティア活動をご紹介する説明会を12月14日(日)に予定しています。
 
詳しくはこちらをクリック 越年ボランティア説明会お知らせ 
 
3.第1回生活困窮者自立支援全国研究交流大会
 
2014年11月8日と9日に関西学院大学西宮上ヶ原キャンパスにて第1回生活困窮者自立支援全国研究交流大会が開催されました。厚生労働省事務次官の村木氏、国会議員、そして多くのマスコミの皆さんも参加し、注目の高さが伺えました。貧困が全国的な問題となり全国的なコンセンサスが一つの形になったのが生活困窮者自立支援法だと思います。当大会代表の奥田氏は「皆で作り上げていこう!」と語気を強め、村木氏は「法律はできました。後は皆さんの出番!」と激励のコメント。
 
当会からも滝脇理事が分科会「自立支援と住まい」のパネリストとして参加した他、5名の職員がその他の分科会に分かれて参加しました。滝脇からは、主に善隣・隣保事業におけるサロンや空き家の活用について発表いたしました。

筆者自身は分科会「住民主体の地域づくり」に参加しました。高齢者のためのサロン運営の事例やわずか500名のエリアを継続的に支援している事例が紹介されました。行政が主導する従来の大型施設や派手な施策ではなく、民間あるいは市民レベルでの小規模な活動が大きな役割を果たすことができる時代になったのだなと強く感じました。 
 
4.東京都居住支援協議会セミナー
 
 
10月17日に東京都居住支援協議会主催のセミナーが開催されました。今後、地域の中で行政や関係団体と連携して取り組む居住支援活動の参考としていただくことを目的にしたもので、千葉大学院・小林秀樹教授による基調講演「少子高齢化の進展を踏まえた安心で豊かな居住の実現-行政とNPOの連携に向けて」に続き、高齢者や障害など住宅確保要配慮に対し民間賃貸への入居支援に取り組んでいる活動事例の一つとして、当会理事の滝脇憲が報告を行いました。 
 
 
発行元:特定非営利活動法人 自立支援センターふるさとの会
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